2011年6月9日木曜日

実習実況中継(5)

実習5日目(Junio 6 Lunes)

7:00 起床、朝食
8:00 岩礁Las Tintrerasへ動物の観察へ出発。
…のはずが、港(徒歩15分)へ着くまでにあれこれひっかかり、到着は9:00…もちろん熱心なのはいいことです!

9:00 ボートへ乗り込み、いざ出発。
船の上からペリカン、グンカンドリはもちろん、アシカ、ペンギン、アオアシブービー、ウミイグアナ、などなどを観察。
その後、岩礁に上陸し、ネムリブカ、イグアナの巣、採餌の様子などなどをみることができました。そしてAa lavaにくっつく白い地衣類たち…既に生物がすみ始めています。

グンカンドリに狙われて逃げるウミイグアナ(幼体)がこちらに向かって走ってきたり…アシカがスノーケルをしている人に絡んで来たり…動物園ではなく「生きる現場」では、いろいろな生態をみることができ、みなさん大満足の様子。

12:00 かなり予定より遅くなりながら港到着。本当はスノーケルタイムもあったはずが…泳ぎたい人だけ、お昼ご飯返上で遊びます。

14:00 イサベラ島乾燥低地の観察。
-El Mango
低地を一望できるMiradorにのぼり、地形と大まかな植生の観察。途中、TI君の卒論テーマだったヤドリギを観察。論文に書かれていた疑問点をルーペで観察します。

-Aeropuerto
図鑑には記述がないが標本で見たので聞いてみると、案外あっさり「見られるよ」というヨウガンサボテン。
空港で車を止め、滑走路を歩きます。

Pahoehoe lavaが広がるところまでたどり着いたところでガイドさん「でも、場所忘れました…」…「よーし、捜せっ!」
カメラの望遠レンズ、双眼鏡を駆使して皆で走り回り、めでたくヨウガンサボテンを見ることができました。これでガラパゴス固有サボテン3種、全制覇です。(中央にヨウガンサボテンがある)

-Breeding center
時間が押しに押してしまい、猛ダッシュっで向かいます。ビジターセンターで、ゾウガメを繁殖飼育している理由(もちろん外来種によるさまざまな生活環境の悪化)などの展示を見てから、実際に飼育場でカメの観察。

17:00 本日の日程終了、歩いてホテルまで向かう途中にも、あれこれ観察する対象がありなかなか進みません。

ガイドさんは私が持っていたルーペをしきりに欲しがります。野外で本当に細かい種子などを観察するには必携なのです。お役にたてて幸いです。

19:00 ミーティング開始…3人が終わったところで夕飯タイム。
20:00 イサベラ最後の晩餐。おいしいお肉とポテトでした~。
21:30 後半の発表。
22:20 終了、解散。

明日は5時起きです!
だいぶ詰め込み駆け足でみなさん疲れがたまっているようです…

Hasta Mañana!

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