2010年8月15日日曜日

在外研修@ガラパゴス

数々の障壁にもメゲず、どうにか予定通り来月出国できそうな気配になってきました。現在、GNP(Galapagos National Park)とCDRS(Charles Darwin Reseach Station)との”終わりの方の”調整をしています。最終と言い切れないのは、たぶんまだまだ”障壁”が残っていると思うので…

ところで
なぜに突然、今、在外研修なのか?
どうしてガラパゴスなのか?
ガラパゴスで何をするのか?
そもそもガラパゴスってどこなの?
などなど…いろんなことを訊かれます。

イグアナ、ゾウガメ、フィンチ、進化論、ダーウィン…
”ガラパゴス”と聞いて思い浮かぶのはこのくらいでしょうか。

遠いようで、ほんとに遠いガラパゴス。
でも生物屋にとっては、一生に一度は行ってみたい憧れの場所。教科書では知っていても、まさか自分が研究のために行くことができるとは、夢にも思っていませんでした。そんな場所で一年も研究ができるということがどれだけ幸運なことか、今になってひしひしと感じています。

島の生き物たちのため、そして私たち地球人の将来のために、一つでも二つでもよい研究成果が残せたら、そんな幸せなことはありません。
このチャンスを下さったすべての方へ、理解・応援してくれている家族、同僚、友人たちに、心から感謝します。


このブログでは、一年かけてこの島の魅力を存分に味わっていただけたらと思います。不定期更新になりますが、おつきあいください。