フィールド調査、ラストスパートです。
特に無人島へ調査に行く前…
とても緊張します。そして眠れなくなります。とんでもなく体力を使うのがわかっているのに。
暑さと炎天下を想像するだけでストレス。0mから500m程度まで登ることを思うだけでストレス。これだけ手間暇金かけてサンプルが無事取れるか心配なのもストレス。取れたらとれたでその大量のサンプルを処理しなければならないと思うだけでストレス。
朝早いので早く寝ようとしても、あれこれ考えて眠れなくなるんです。
一番の心配事は、やはり「サンプルが無事に見つからなかったらどうしよう」。高いお金をかけて、めんどくさい手続きを経て、他の人の時間まで使って行くのに、サンプルが見つからないことへの強迫観念なのでしょう。
今日、検疫の終わった荷物を車に積んで家へ帰るとき、いつもセキュリティで面倒見てくれてるロビーがいいました。
「Have a nice trip, enjoy!」
…そっか。Enjoyでいいんだ。
普通にはいくことのできない無人島を、楽しむことにしよう。
今日は夕飯後には、仕事関係の物は見ないで、さっさと寝よう。
発想の転換、重要ですよね…
というわけで早起きのため早寝した夜、夜半…
ざああああーーーーーーっ・・・・・・・・・・
豪雨に目が覚める。そして眠れなくなる。せっかく緊張を解いて、どうにか寝付いたというのに。
結局起きるべき時間までずっと激しいまま雨は降り続きました。あの乾燥した島々を知っている身としては、いったいどこにこんな量の水があったのだというほどに…
そうこうしてまだ暗い4時50分、約束通り車で迎えに来てくれたアデラと港まで行き、ノバリノと合流。いよいよ3島目の無人島、サンチャゴ(Santiago)へ向けて出発です。約800$でチャーターしたボートに乗って、おやすみなさい。。。
つづく。
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