2011年2月17日木曜日

フィールド調査in FLO(1)

―ネタを消化しきれていなくて、少々前のお話。今日からはフロレアナ島への採集記ですー

まずは恒例、出発準備のごたごた。
実は出発前に風邪をこじらせ、38度の熱を出した私…
こんなにひどい状態で長引いたのは実に7年ぶり、かといって公園に申請を出しているのでそうそう日程を変更するわけにもいかず、でも体調がすぐれない中出かけても意味がないどころか危険が増すということも重々承知。さてどうしたものか…
とりあえず手配のためにダーウィン研に向かいます。そこで知った衝撃のできごと。

驚くなかれ、この世にまだ「電話線が一週間死んでいても直らないし誰も困らない」島が存在するのだよ~~~

ダーウィン研事務方のソニアの話によれば、今週ずっとホテルのリザベーションのために電話をかけてるのだけれど、まったくつながらない。どうも島への電話線が死んでいるらしい(ほんとにphone linedeadって表現するのね)、たぶんホテルは空きがあるとは思うけど、わかんない、って・・・!

えーーーー。

どうしろと?

そういうとこへ行くのか、私は。
フロレアナ島は人口100名。不便だということくらいはわかっていたけれども、かえって無人島よりタチが悪いと思うのは私だけだろうか。。。

で、心当たりあちこちにかけてくれたおかげで一応ホテルはおさえられた模様。ついたらドックに誰々さんが迎えに来てるから、と。あーよかった。じゃあアシスタントのマイラは来てくれるの?って聞いたら、「電話ないからわかんない」…そりゃそうだ。そのあとがすごい。「どうせ島は小さいから、誰かに聞けば連れて来てくれるよ」…うーん、確かにね~。

この感覚、すごいですね。
なんか、人生に疲れたらフロレアナへどうぞ、ってかんじ…。

フロレアナへはパブリックボートはなく、ツーリストボートに空きがあると載せてもらえるという曖昧な移動方法しかありません。出発2日前に自分でチケットの手配をしなくてはなりません。帰りも、「帰る二日前に、現地で」手配しなくてはならないので、運が悪いと島流しになってしまいます…
が、出入りのエージェントではちゃんと帰りの分も手配してくれたので一安心。
ここではふつーにタトゥーが入っている人が沢山いるのですが、彼はなかなか粋なことに、両腕に若いころのダーウィンと年取ってからのダーウィンが。カッコええ…。

あとは出発を待つのみです。はたしてどうなることやら。。。

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