昼過ぎまで農業地域にいたので、午後は街から農業地域までの道沿いを散策です。道沿いの風景は、こんな感じ。
イサベラ島は諸島の中では比較的新しい島なので、このようにまだそれほど風化が進んでいないラバフィールドを見ることができます。こういったまだ一枚岩のようなところには、ハシラサボテン(Common name:Candelabro,”枝付き燭台”の意。よくぞ名づけた)。
もうちょっと風化が進んで他の植物も生えられるようになったところには、ウチワサボテン(Tuna gigante)。名前の通り、大木です。
同じサボテンでも、ほんのちょっとした環境の違いですみ分けているのですね。
ここではちょっと乾燥が好きな種をアテにしているのですが、うーーーん。なかなか見つかりません。
やっと見つけたのは、わずか2個体のフウセンカズラ、それから午前中に見つけたPhoradendronは、こんな乾燥した場所にもあるようです。乾燥した場所では地衣類がつかないので、かなりキレイです。ちょっと意外な感じです。(この情報が、次に探すときの“感覚”として蓄積されるのです。)
ぶらぶら歩いていて、踏みそうになったとある植物。。
おおおおおーーーー!サンタクルス島であれだけ探してもなかった、海浜植物のガラパゴスペチュニア(Exedeconus miersii(LC))を発見。
小さくて、全体に生えた毛からべたべたの蜜を出しています。写真で見るよりもやわらかくてかわいらしい白いラッパ型の花。Common nameを「Trompeta de orilla(海辺のトランペット)」といいます。本物の方がかわいいなぁ。たった3個体ですが、とりあえず採集です。
そんなこんなでそれなりに満足して、第1日目は終了となったのでした。
つづく。
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