―パッシフロラの話―
今日は初めてPNG(Parque Nacional Galápagos:国立公園管理局)から正式な許可をもらって植物採集ができるフィールドワークです。CDF(Charles Darwin Fundacíon:ダーウィン研)で手配してもらった車は、(途上国なのに)時間に正確にうちまで迎えに来てくれました(すごい!)。CDF職員のJoséを途中で拾って、まずは島の東側へ向かいます。
ほとんど人がいかないような田舎道、途中、子供たちが道端のゴミ拾い活動をしているところに出くわしました(ゴミあまり落ちてないですけど…)。環境教育の一環の活動です。
道端にはあるわあるわ、目的のパッシフロラ(Passiflora colinvauxii ;VU、P. tridactylites ;VU、P. foetida var. galapagensis ;LC、P. suberosa*)がいたるところに!
*conservation status; VU: Vulnerable(危急種), LC: Least Concern(準危急種)
ごそごそ採りまくります。
…いや、とりすぎです;研究が、最後の破壊であってはいけません。でも最初なので、どれくらいでサンプルが足りるかわからないんです…以後キヲツケマス。
これ、かわいい葉っぱでしょ?カイトのような、ブーメランのような、ちょうちょのような。やっぱり材料に対する愛がないと、研究なんてできないよね。この種は、ガラパゴス諸島の中でもサンタクルス島にしかありません。
そんなこんなであっさり採取は終わり、次の目的地へ向かいます。
つづく。
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